第68回: Mazeこわい②
続きです。
気になるポイント④2番
動機不可解
救済不可能
おっと〜?何がだ〜?
ここまでの考え方と統一すると、ここはストーリーの内容だと考えるのが妥当です。そして1番と2番は呼応の関係になることが多い。
1番が迷っている人発信で、2番は迷っている人を見守る人発信の言葉のように感じられます。
「迷う動機」「間違ったドアを開ける動機」が不可解で、「元の世界に戻すこと」なんて不可能だと考えている。
諦めるのか?
諦めちゃダメです。
さっき「でも無理だね」とか弱気なこと言ってたけど!!諦めちゃ!!ダメ!!
行ったり来たり
独り善がり
やめるって言ったり 残るって言ったり、行ったり来たり。挙げ句の果てには「これがベストの判断だと思うから」という独り善がり。こっちの話を!!聞け!!
あっ、取り乱しました…。妹の学生時代の同期が辞めていったことを思い出してしまいました。やめる方は自分の問題だと思ってるけど、チームなんだから「はいそうですか」ばっかり言ってられなかった。そんな学生時代の部活でした。
本当は知ってんだろ?
なぜ君から目が離せない
本当にやりたいことは、行ったり来たりしていても本当は知っているはずなんです。
ところで目が離せない『君』って、なんなんでしょう。
気になるポイント⑤やだどうして?
あなただぁれ?外野からみりゃそりゃ至極当然
ウチらのアイドルめせもあ 。さんだって、世間様からすれば無名です。
戻ろう帰ろう やだどうして?
えっっっ!!嫌だ?!
泣くぜ。帰ってきてくれ。
ここまでくりゃそりゃ一心同体
うん、一緒にやってきたメンバーは一心同体のはずだy…
でも無理だね
また無理か!
びっくりしすぎて心にしまっていた千鳥ノブが出てきてしまいました。
「ここまでずっと一緒にやってきたけど、戻らない。
だって僕らは自ら問い答え探し戸惑い迷う生物だから」
自己問答を繰り返し、戸惑い、迷う。僕である前に人だから。人である前に生物だから。
生物と書いて人と読むなら、アイドルである前に人の彼らは、人と書いてアイドルと読むのかな。
生物って言葉、より前の文を確定させますね。それが生態である、変えられない事実であるという意味が強まります。
気になるポイント⑥突然の羅列
きました。突然の羅列。まるで「家で気取って、雪でタジって」のよう。
ドア
立ち並ぶドア
選ぶ意味とは
はじめにも言っていましたね。
憧れた空
憧れの舞台があり、夢を見ている。
回り出す独楽
独楽は、一人で楽しむ遊びです。それが回り出しました。
描かれた虎
出てこれない虎はハッタリの強さ。
過ぎ去りし咎
他人が非難する欠点も、過ぎ去っていく。
打ち破る永遠
永遠だと思っていたものも終わりがきます。
人生で溢れる選択肢。選ぶ意味ってなんだろう。憧れは空。壁なんかない。一人で頑張り始めた。偽りの強さも手に入れた。アンチも批判も過ぎ去っていった。そして果てないと思っていた空が今、終わる。
この曲の救いと地獄
この曲の救いは「あとちょっとだね」というセリフです。これは迷路が終わりゴールにたどり着ける希望を感じます。
地獄も同じ「あとちょっとだね」です。本当にあなたたちは「命を賭し声を枯らし繋がり迷う人」ですか?
エンスト
ドアが開く音。開いてしまった音?開くことができた音?
最後にもう一度問う
どうか思い出して
忘れているのは、妹たちの方かもしれない。
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